福島原発事故から1年2か月が経ちました。
政府は「収束宣言」を出しましたが、 それを信じる国民がどれほどいるのか疑問です。
事故後から現在までの対応は、国民を守るどころか、 汚染地に人々を留まらせ、さらに汚染食品の流通、 瓦礫の拡散など、
私たちの願いとはまるで真逆の方向に進んでいるという印象です。
全国各地で異を唱える活動も盛んです。
わが子を必死で守ろうとするお母さんたち、 汚染地に居ながらも必死に戦う方々。
みんなみんな間違っていません。
「今」できることを必死にやっているのですから。
ですが、どうでしょう?
政府や自治体はどうですか?
皆さんの願いとは裏腹に、ますます私たちを追い込むばかりです( もちろん、一部優れた首長さんもいらっしゃいますが)。
さらに、医師はどうでしょう?
様々な症状で病院に駆け込む患者の声に心から耳を傾け、「 被曝の可能性だ」と言ってくれる医師はどれほどいますか?
いませんよね?
福島県立医大の山下傘下に取り込まれ、国、医師共々、ICRPの 基準を楯に国民を見殺しにしようとしている。
これが実態ではないでしょうか。
もし仮に「被曝の可能性がある」と診断した医師がいたとして、 では、その先はどうなのでしょう?
どの放射性核種が体のどの部位にどれだけ存在しているのか、 それが今どう体に対して悪さをしているのか、
そのことを証明し、 的確な治療を施す医師や専門家が果たしているのでしょうか?
「まだ」いないのだとしたら「いつ」 になったら現れるのでしょうか?
その時まで私たちは待たなければならないのでしょうか?
「その時」とはいつでしょう。
私やあなたや、あなたの大切な人、あなたの愛する子供は「 その時」まで生きていることができますか?
放射能は、そんなに甘いものではありません。
私たちが待つ「その時」などお構いなしに体を蝕み、 その尊い命を容赦なく奪います。
それが放射能です。
このことを、政府も医師も専門家も当然わかっているはずです。
ですが、「低線量」だとか「微量」 だとかいう言葉で国民をだまし、 被曝との因果関係をうやむやにしようとしています。
つまり、何を言いたいのかと言いますと、「 医師の診断を待っていては間に合わない」ということです。
仮に医師の診断が出ても「適切な治療方法は現代医療にはない、 或いは限りなく難しい」ということ。
取り込まれた核種もわからず、めくらめっぽうに様々な治療をし、 病院をたらいまわしにし、
最終的には「原因不明」と言われるのがおちでしょう。
福島第1原発の吉田所長でさえ「被曝との関係性はない」 と言われているのですよ?
既にそのような現象は起きているはずです。
「みんなのカルテ」 に集まる様々な症状がそれを物語っているではないですか。
あちこちで起きている突然死、子供の甲状腺異常、鼻血や痣、 異常に増えた感染症、
このことについて、判断するのはもう医師ではなく、 私たちひとりひとりにかかっています。
「あなた」が自分で判断するしかないのです。「あなた」 が被曝だと思うのならそうなのです。
ホールボディカウンターでもなければ、尿検査でもない、「 あなた」が判断するのです。
なぜなら、そうしなければ間に合わないから。
フクシマは、世界に例のない大事故です。
残念ですが、放射能はあちこちにばらまかれました。
そして、現在のところ、医師たちにも手の打ちようがない、 これが実情です。
今、私たちに必要なことは、 医師や専門家を相手に被曝との因果関係を認めさせるために必死に なるより先に、
「自分たちの命を自分たちで守る」 ということではないでしょうか。
それにはもちろん、汚染地に居続けてはなりません。
出来る限り避難をすること、避難者を受け入れることです。
そして、これまでの医療に対する概念も通り越し、 自分たちで施していくという方法にシフトしていく。
現実をしっかり受け止め、自分自身の体に耳を傾け、 起きていることに対処していくことです。
一時的に症状が治まっても、体内に放射性物質が残っていれば、 いずれまた何かしらの形で症状が出ると思います。
前提としては、体に放射能を入れない。これが大原則。
でも、もし放射能が体に取り込まれてしまったら、 それを排出する。そのための対処をしていく。
今、この現状の中生きていくためには、 それしかないと思っています。
私はそう考えます。
この考えに様々な意見があることも承知してます。
ですから、「自分で決めてください」ということです。
この考えに賛同くださる医師が、もしもいてくれたら、 どれほど嬉しいか、どれほど心強いか、と思います。
今こそ、権威でも名誉でもない、「心」 のある医師が必要なのです。
こちらへの投稿はこれで2度目になります。
以前、 汚染車両に乗って被曝をした双子の件で投稿させていただいた者で す。
あれから、双子は、ずいぶん元気になりました。
ひとりは学校へ通い始めています。
もう一人は、まだ片足をびっこで歩きますが、 以前と比べ格段に改善し、農作業の手伝いをしてくれてます。
何より、笑顔にあふれています。
双子は「希望の光」だと思っています。
あきらめたくない。
あきらめてほしくない。
「希望」は必ずあると信じています。
この希望を、現実のものとするために、 行動をしようと考えています。
今生きている人間が、今後もその人生を生きていくために、です。
子供たちの未来が、夢や希望に溢れる未来になるように。
この想いが、どうか一人でも多くの方に届き、繋がりますように。
そして、全国の医師が、この現状に正面から向き合い、 共に闘ってくれることを
心から願っています。
hiro twitter @89Geigers
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